里帰り出産はする?しない場合の対処法は?体験談から感じたメリットとデメリット!

「お産の時は里帰り」という風習が一昔前では当たり前でした。

最近では里帰りをしないという選択肢を選ぶ人も増えてきているようですね。

里帰りをしない場合、産褥期はどのように過ごすのでしょうか?

3人出産し、里帰りをした時やしなかった時に感じたメリット・デメリットをまとめてみました。

里帰りをしない場合の対処法や、体験談から感じたメリット・デメリットを是非参考にしてみてください。

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里帰りをするのが当たり前はもう古い?

 

昭和初期の頃は、女性がお産の時に里帰りをするのが当たり前とされていました。

しかし最近では里帰り出産をしないという選択肢をとる人も多いようです。

理由としてはいくつか考えられます。

  • 両親が現役で共働きのため頼れない。
  • 両親が祖父母の介護で手が回らない。
  • 実家は田舎だし不便なので帰りたくない。
  • 数か月後には職場復帰するので、夫に慣れてもらうためにも一緒に子育てがしたい。

昭和とはいろいろなことが変わりました。

最近では女性も積極的に働きに出るようになり、実母も現役で働いていたり、ママ本人も職場復帰を控えていたりする家も多いようです。

日中頼れる人がいない、となると、どうせなら住み慣れた家で過ごしたいと思われる方もいらっしゃるのかもしれませんね。

3度の出産を経験した私の場合、長女の時だけ里帰り出産をしました。

が、次女と長男のときは県外の自宅を選びました。

理由としては、やはり自宅の方がゆっくりできること、長女の幼稚園などの理由がありました。

両親もやはり現役なので、日中は頼れる人がいなかったのです。

産褥期は休んでくれるのですが、その前後も休むというのは無理なので、臨月などに上の子達の面倒を見る必要があります。

どうせなら住み慣れた街で、日中は普段の幼稚園に行かせつつ暮らしたいと思ったのです。

ただ親の世代からすると、「里帰り出産は当たり前」なので、里帰りしないと伝えると揉める場合もあります。

娘には無理をしてほしくないという親心なんでしょうね。

理由をきちんと説明した上で、無理をしないためにどう対処していく予定なのかを話してみると、納得してもらえるかもしれませんよ。

 

里帰り出産しない場合はどうするの?

 

里帰り出産しないという選択肢を選んだとしても、ママにとっては大切な産褥期。

絶対に無理をしてはいけません。

里帰り出産しない場合、産褥期はどのように過ごしたらいいのでしょうか?

親に来てもらう

私はまずこの方法を選びました。

絶対に休まなければいけない期間は3週間と言われています。

とはいえ、最初の1週間は入院になることも多いですし、実質自宅で休むのは2週間程度になります。

実母にはこの2週間、申し訳ないのですが、仕事を休んで来てもらいました。

娘の自宅とはいえ、勝手が違うところでの毎日ですので、実母も大変だったと思います。

義両親に頼る

自宅で休むのは2週間程度、としましたが、第2子以降の出産の場合、入院中の1週間も忘れてはいけません。

場合によっては、上記の2週間+入院中の1週間の合わせて3週間、実母にサポートしてもらう必要があります。

ただ娘本人もいない家で、子供たちの世話や家事をするのは大変です。

娘婿もいるとなると、さらに気を使いますよね。

そこで私はまるまる1週間、義両親に家族の世話をお願いすることにしました。

幸い、自宅と義実家は近かったので、夫や子供たちは行き来しながら楽しく生活していたようです。

夫も自分の両親ですから、仕事の都合や休みの調整など、気兼ねなくできますよね。

中には退院後も義実家で過ごす、というママもいるようですよ。

パパに育児休暇を取ってもらう

最近では男性も育児休暇を取る会社が増えています。

ある会社では「小分けにしてもいいので、最低2週間は育休を取る」ことがルールになっているそうです。

羨ましい・・・

パパが休みを取れるなら、ママにとっても一番良いですよね!

ただしパパもお仕事でどうしても休めないということもあります。

休めたとしても、きっと周りに頭を下げながら仕事の調整をしてくれたに違いありません。

「育児休暇取るのが当たり前でしょ!」というスタンスではなく、「取ってくれてありがとう」と感謝の気持ちをしっかり伝えるようにしましょうね♪

家事代行を頼む

最近では、手軽に頼める家事代行が増えています。

中には「産褥コース」などと、里帰り出産しない家庭向けに設けられたコースもあるようです。

赤ちゃんの沐浴から料理や掃除、洗濯まで、時間内にいろいろな家事をこなしてくれます。

他人の方が頼みやすい、という方も多いようですよ。

親族の協力がどうしても難しいという場合には、家事代行やベビーシッターを是非検討してみてください。



 

里帰り出産をするメリットは?

 

先ほども書きましたが、私は一番上の長女のときだけ里帰り出産をしました。

里帰り出産をしたメリットはあったのでしょうか?

やはり里帰り出産のメリットは、家事をやってもらえるということです。

産後はもちろん、臨月の大きなお腹を抱えながら掃除や料理をするのは大変ですよね。

実家では手伝いこそするものの、基本はやってもらえるので、私は空き時間にウォーキングや出産準備をすることができました。

自宅付近では雨が多い時期でしたが、実家の方は晴天が続いたので、ウォーキングができたのも良かったです。

暑い地域に住んでいて実家の方が涼しい場合や、雪国に自宅があり関東が実家、などという場合は、里帰り出産をするのもいいかもしれませんね。

また産前産後に友人に会えるというメリットもありました。

さらに家を出てから10年ぶりくらいに両親と生活したので、両親が楽しみにしてくれたというのも良かったです。

こんな機会がないと、なかなか一緒に生活することもないですからね。

里帰り出産を悩んでいるという方は、両親への親孝行と思って頼ってみるのもいいかもしれませんよ♪

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里帰り出産のデメリットもある?

 

里帰り出産をしたデメリットもありました。

私の場合、という体験談ですので、あくまでも参考程度にしてくださいね。

 

リラックスできるかどうか

私の場合はいつも生活している自宅の方がリラックスできたのかなと感じました。

実家を出てから10年経っていたというのもあるかもしれません。

 

交通費がかかる

出産後は夫が何度か通ってくれました。

我が子に会うためなので仕方ないのですが、仕事があるので、往復しなければなりません。

我が家の場合は新幹線での移動だったため、交通費がそれなりにかかりました。

 

夫が最初の育児に参加できない

最初の育児に参加できないからといって、「父親の自覚が芽生えない」ということはありませんでした。

しかしながら、毎回名残惜しそうに帰っていく夫を見ると、申し訳ないようなかわいそうな気持ちになりました。

新生児の時期はたった1ヶ月しかありません。

このフニャフニャの時期をもっと満喫させてあげればよかったなぁと感じました。

 

生活環境の変化

完璧に揃えたはずの赤ちゃんグッズでも、生活していくと少しずつ変わっていきます。

その都度、買い足していったり、物の置場所を変えていったり。

そして1ヶ月経ち、やっと慣れてきた頃に自宅に帰るようになります。

自宅に帰ると、またベビースペースの作り直しです。

この移動や片付けが私は地味に大変でした。

 

里帰り出産はした方がいい?

結局、里帰り出産をした方がいいのでしょうか?

両方を体験しましたが、もし4度目があれば(ない予定ですが)私は里帰りしない選択肢を選ぶと思います。

ただしこれは周りの協力が得られる場合です。

今回は特に義両親や夫だけでなく、幼稚園のママ友に長女を遊ばせてもらったりと、随分お世話になりました。

産後はとにかく体力が落ちます。

体全体も痛いうえに、赤ちゃんのお世話で寝不足になり、思ったように動けません。

次女の時には産後に無理をしてしまい、半年ほどめまいと何度かの高熱に悩まされました。

自宅にいると、どうしてもちょっとしたことが目につき動いてしまいがちです。

散らかっていても、部屋の隅のホコリが気になっても、じっと耐えるメンタルも必要です。

周りの協力がない場合には、是非里帰り出産をおすすめします!

 

里帰り出産はする?しない場合の対処法は?体験談から感じたメリットとデメリット!まとめ

 

里帰り出産のメリット・デメリットについて、体験談を通して感じたことをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

ママによって置かれた状況は異なりますし、体調の戻り具合も様々です。

転勤族で周りに頼れる人がいなかったり、経産婦で上の子のお世話もあったりと、状況に合わせた対応が必要ですね。

産後はママの体調回復を一番に考えて、パパともゆっくり話し合いながら、里帰り出産するかしないかを考えてみることをおすすめします!

 

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