青山学院大学に入学し、早くも新戦力ルーキーとして注目を集めている佐藤一世選手。
箱根駅伝への意気込みも十分です。
2020年の八千代松陰高校時代には高校駅伝を盛り上げた立役者とも言うべき大きな存在となっています。
駅伝では毎年優勝候補に名を連ねる青学に入学し、ますます実力を伸ばしています。
そんな佐藤一世選手の中学時代や、大学での5000m記録などを詳しくご紹介していきます。
佐藤一世の中学はどこ?
千葉県にある八千代松陰高等学校で注目を集めた佐藤一世選手。
どこの中学に通われていたのでしょうか?
まずは佐藤一世選手の中学から見ていきましょう。
千葉県松戸市出身の佐藤一世選手。
中学は地元でもある松戸市立小金中学校に通われていました。
小金中学校は部活動が盛んな中学校で、たびたび大会で好成績を収めています。
体育会系だけではなく、文系の部活動も活躍しているようですね。
それ以外にも選択式給食やアップルタイムと呼ばれる英語学習プリントなど、珍しい取り組みも積極的に行っています。
中学時代から活躍していた佐藤一世選手。
主な成績を見ていきます。
- 2014年 千葉県中学校新人体育大会陸上競技大会1500m 2位(00:04:31.71)
- 2015年 千葉県中学校新人体育大会陸上競技大会3000m 3位(00:09:13.05)
- 2015年 第69回東葛飾地方中学校駅伝競走大会 4区優勝
- 千葉県中学校駅伝競走大会 3区3位 区間賞
- 関東中学校駅伝競走大会 4区4位
- 全日本中学校陸上競技選手権大会 3000m出場
- 千葉県中学校駅伝競走大会 4区7位 区間賞
もともと小学校のマラソン大会でいい成績を残したことで、顧問の先生に陸上に誘われたという佐藤一世選手。
しかし驚くことに、中学校時代はサッカー部にお所属していたんだとか。
中学3年生の時には、サッカーに夢中になりすぎて、陸上の記録会を次々に回避した結果、県通信大会すら出場が危うくなったんだそうです。
てっきり陸上部でバリバリ走っていたと思いきや、まさかのサッカー部だったんですね!
佐藤一世の八千代松陰時代の成績は?
1区で日本人最高タイムの区間賞で去年のリベンジを果たすことができました!
総合では去年の千葉県記録を更新しましたが16位でした。今年はレベルが高すぎます笑
最初から最後まで楽しく走ることができました!
応援ありがとうございました!#八千代松陰#全国高校駅伝 pic.twitter.com/JLVKwopj5s— 佐藤 一世 (@issei_ekiden) December 23, 2019
小金中学校を卒業した佐藤一世選手は、八千代松陰高校に進学します。
都大路に出場できる可能性のある高校を選択したんだそうですよ。
目標通り、高校2年では都大路に出場するチャンスを掴んでいます。
八千代松陰高等学校は千葉県八千代市にある私立の中高一貫校です。
千葉県内なので、実家からも通いやすかったのかもしれませんね。
八千代松陰高校は2018年までに全国高等学校駅伝競走大会に9回も出場しており、陸上部としての活動も盛んです。
元女子柔道選手でソウルオリンピック銀メダリストの江崎史子さんや阪神タイガースの小林慶祐選手など、多くのアスリートを輩出してきたことでも知られています。
佐藤一世選手の八千代松陰時代の成績を見ていきましょう。
- 2017年 千葉県高校新人陸上 5000m1位(00:14:34.00)
- 2018年 全国高校駅伝1区2位(00:29:20.00)
- 2019年都道府県駅伝 5区1位(00:24:29.00)
- 2019年千葉県高校駅伝 1区1位(00:29:43.00)
- 2019年全国高校駅伝 1区1位(00:28:48.00)
- 2020年都道府県駅伝 5区3位(00:24:13.00)
特に2019年全国高校駅伝では、歴代最高新記録の28分54秒を16年ぶりに更新するという快挙を成し遂げました。
18歳にして過去最高記録を出したのですから、今後の走りがますます期待されますね!
佐藤一世が大学を青学にした進路の決め手は?
原監督絶賛のルーキー佐藤一世、全国男子駅伝で区間新狙う【駅伝青学スレ】 | マラソン速報 #天皇盃 #全国男子駅伝 #都道府県対抗男子駅伝 #青学 #佐藤一世 #岸本大紀 #新号健志 #山内健登https://t.co/hTvQCZchgc
— マラソン速報 (@mara_soku) January 18, 2020
おそらく引く手あまただったと思われる佐藤一世選手の進路。
なぜ大学を青学にしたのでしょうか?
実はもともとトラックではなく、駅伝に強い大学に入学したいと考えていた佐藤一世選手。
小さい頃から駅伝で優勝する青学を見て「かっこいい!」と憧れていたんだとか。
在学4年間に箱根駅伝で4連覇できる可能性のある大学として選択したそうです。
かなり大きな夢ですが、佐藤選手ならかなえてくれそうな気がしますね!
青学ではオンとオフのメリハリのある、楽しい寮生活を送っているそうです。
まずは環境に慣れることが大切ですので、大学生活に早くも馴染んでいるのは佐藤一世選手の強みになるのではないでしょうか?
佐藤一世の青学入学後の5000m成績は?
青学入学後も衰えを見せない佐藤一世選手。
入学してすぐ、春先の5000mタイムトライアルでは新入生ながら13分48秒で自己新記録を更新しています。
佐藤選手ご自身も「青学の先輩に食らいついていったら、自己ベストを更新できました」と喜びを語っています。
ただこのトライアルの後、緊急事態宣言が出てしまい、例年通りのトレーニングができなくなってしまった青学の陸上部選手たち。
自主トレーニングが大切になってきますので、佐藤一世選手も頑張っていただきたいですね!
今後も青学の原晋監督の指導のもと、すばらしい成績を残してくれることを期待しています!
佐藤一世のプロフィール
#全国男子駅伝 #千葉
高校世代の優秀選手賞を受賞したのは、#八千代松蔭 の #佐藤一世 (2年、写真右) 。5区(8.5km)を24分29秒で駆け抜け、区間賞に輝きました。 pic.twitter.com/leZeRsfbEj— 4years. (@4years_media) January 20, 2019
最後に佐藤一世選手のプロフィールをご紹介します。
本名:佐藤 一世(さとう いっせい)
年齢:19歳(2020年現在)
出身地:千葉県松戸市
身長:非公開
出身中学:松戸市立小金中学校
出身高校:八千代松陰高等学校
大学:青山学院大学
まとめ
佐藤一世選手の中学高校時代の活躍や、大学での記録をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
箱根駅伝への準備も着々と進んでいるであろう佐藤一世選手。
新戦力ルーキーとしての期待も高まります!
ぜひ1年生からの活躍を楽しみにしたいですね!