産後のお悩み③完母vsミルク!母乳とミルクのメリット・デメリット体験談!

母乳が出やすい・出にくいというのは体質に大きく関係があります。

どんなに頑張ってもなかなか母乳が出ない人もいれば、たくさん出すぎて赤ちゃんが飲みにくかったり、乳腺炎に悩まされる方もいらっしゃいます。

完母かミルクか混合か、どの選択肢を選ぶのがいいのでしょうか?

3人出産してみて感じたことや気づいたことを元にしながら、それぞれのメリットやデメリットをまとめてみました。

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完全母乳のメリットは?

完全母乳、いわゆる完母とは、赤ちゃんにミルクを与えず母乳のみで育児をすることです。

最初から母乳の出が良く、自然と完母になる人もいれば、完母にするためにかなりの努力が必要な人もいます。

完母のメリットは何でしょうか?

脳の発達や免疫力の向上などは専門家ではないので省略し、私が感じた身近なメリットをご紹介していきます。

 

メリット①お金がかからない

 

産後は何かと物入りになるなか、赤ちゃんのミルク代はバカになりません。

生後まもなくはそれほどミルクを飲みませんので、かかっても月に5000円~7500円ほどですが、月齢が進むにつれ、飲む量もどんどん増えていきます。

一度に200ccほど飲むようになると、かかるミルク代は月に10000円以上に!

母乳ならその分の費用がまるまる浮くことになります。

 

メリット②産後ダイエットになる

授乳をすると、お母さんが消費するカロリーは1日に500kcalほど増えると言われています。

これはジョギングなら15分程度に相当する消費量です。

授乳をすることで産後ダイエットにつながるというのは、こういうことだったんですね!

 

メリット③いつでもどこでも授乳OK

ミルクの場合、お出掛けの時に「哺乳瓶・粉ミルク・お湯の入った水筒」が必須となります。

最近では缶のタイプなども出ていますが、忘れるとどこかで買い足すか授乳時間までに帰宅しなければなりません。

母乳ならいつでもどこでも授乳ができるというメリットがあります。

 

メリット④夜中の授乳が楽

新生児の頃は赤ちゃんにこまめに授乳をする必要があります。

それは夜中だろうと関係なく、2~3時間に1回のペースで授乳が必要です。

ミルクの場合、ミルクを作って飲ませてゲップさせて哺乳瓶を洗って消毒して、とかなり忙しくなります。

寒い冬にはミルクを取りに行くのも辛いものです。

その分、母乳ならお布団の中で添い乳もできます。

赤ちゃんにあげながらいつの間にか一緒に寝てた、なんてことも何度かありました。

 

完全ミルクのメリットは?

では次にミルクの場合のメリットも見ていきましょう。

母乳が出ない、などの理由で完全ミルクになる方もいらっしゃいます。

実際私も上の二人は途中から完全ミルクになりました。

「母乳じゃなきゃダメだ」なんていう古い考えを押し付けてくる人もいますが、全然気にすることはありません!

ミルクにもメリットはたくさんあるんですよ。

 

メリット①パパも育児に参加しやすい

母乳がママだけの特権なのに対し、ミルクはパパでもあげることが可能です。

初めての赤ちゃんで何をしていいか戸惑っているパパには、是非ミルクをあげてもらいましょう。

顔を見つめながらゴクゴク飲む姿に、きっと愛しさが込み上げてくるはずです。

 

メリット②預けられる

もちろんパパだけでなく、他の人でもミルクをあげることが可能です。

たまにはおじいちゃんおばあちゃんに預けて、パパとママだけでランチ♪なんてこともできますね。

 

メリット③食べるものを気にしなくていい

母乳の場合、食べたものが直接赤ちゃんに届きます。

さらに脂っこいものや甘いものを食べ過ぎると、母乳の詰まりの原因にもなりますので注意が必要です。

その分ミルクなら、食べるものを気にする必要はありません

薬もお酒も飲めちゃいますよ♪

具合が悪いときには薬を飲めますし、たまにはパパと一杯乾杯♪なんていうのも、気分転換になっていいかもしれません。

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メリット④飲んだ量が分かりやすい

母乳だとどうしても足りているかどうか分かりにくいですよね。

赤ちゃんが泣いていると「足りてないのかな?」と不安になってしまいます。

ミルクはあげた量が正確に分かるので、そういった心配をする必要がありません。

 

メリット⑤人目を気にせず授乳できる

母乳だとやはり人前で授乳するのが憚られます。

授乳ケープがあっても恥ずかしいという方も、中にはいらっしゃるようです。

ミルクはそういった心配がありません。

外食に行って、傍でミルクを飲ませながら食事をすることもありました。

しっかりしてくると、自分で哺乳瓶を持ってラッコのように飲んでいて、その姿がとても可愛かったのを覚えています。

 

メリット⑥腹持ちがいい

ミルクは母乳に比べて腹持ちがいいようです。

母乳の場合、出が安定するまではひどいときには一時間に一回お腹を空かせることも。

ミルクならきっかり三時間は空くので、その間ママは体を休めることができます。

 

混合育児のメリットは?

完母か完ミか迷ったら、混合にするというのもおすすめです。

混合なら母乳とミルクの良いところを両方味わうことができますよ。

実際、長男を混合で育てていますが、メリットはたくさんあります。

メリット①あとあと母乳かミルクか選べる

最初から母乳、もしくはミルクで育ててしまうと、移行がなかなかできません。

母乳の場合は哺乳瓶を嫌がりますし、哺乳瓶に慣れてしまうと母乳を吸ってくれなくなります。

その分、混合ならどちらも可能なので後から選ぶこともできます。

職場復帰を控えているというかたは、後々ミルクに移行できるように混合育児を選ぶという方が多いようです。

 

メリット②母乳とミルクの良いとこどり!

先ほどあげた母乳のメリットとミルクのメリットを、混合なら両方取り入れることができます。

夜だけ母乳にして、日中は混合にする、または夜しっかり寝てもらうためにミルクを足す、などと調整できますね。

 

デメリット①面倒!

唯一、混合育児のデメリットはとにかく面倒だということです。

まず母乳をあげ、それからミルクの準備や後片付け、となると、合間の時間はほぼありません。

夜はかなり寝不足になります。

あまり辛ければ思いきって、生後4~5ヶ月で母乳かミルク、どちらかに絞ったほうがいいかもしれませんよ。

 

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産後のお悩み③完母vsミルク!母乳とミルクのメリット・デメリット体験談!まとめ

完母にするかミルクにするか、それとも混合育児なのか、それぞれのメリットやデメリットをまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?

母乳でもミルクでもそれぞれのメリットがあります。

3人を育ててきましたが、母乳じゃないと絶対にダメ!ということはまったく感じませんでした。

出なかったら出ないでいいや~♪くらいの気持ちでリラックスして臨むのが一番いいのかもしれませんね!

あっという間に終わってしまう、赤ちゃんの貴重な時期。

ママの体調に合わせながら、ゆったりと育児を楽しめる方法を見つけていきたいですね!

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