昔は必要なかった…赤ちゃんに日焼け止めは必要?いつからで選ぶポイントは?

  • 2020年6月20日
  • 2020年10月8日
  • 子育て

最近では「紫外線の恐ろしさ」みたいなことが、さんざんテレビや雑誌で言われていますよね。

専門家ではないので、詳しいことは分かりませんが、私も毎日日焼け止めはしっかり塗るようにしています。

大人だけでなく、赤ちゃんや子供の日焼け止めって必要なのでしょうか?

今回は赤ちゃんの日焼け止めをいつから塗るのか、また商品選びのポイントなどをご紹介していきます!

 

赤ちゃんに日焼け止めは必要?

 

私たちが子供の頃って、そこまで念入りに日焼け止を塗ってた記憶、ないですよね?

年齢のせい?

若いママは小さい頃から塗っていたのかしら?

年配の方の中にも「昔はそんなの塗る必要なかった」なんて言う人もいます。

しかしながら実は昔と今では紫外線の量は大きく変化しています。

気象庁の発表では、観測を開始した1990年から2010年の20年間で、なんと8.9%も増加しているんだとか。

 

出典:https://h-jp.fujifilm.com/

 

環境破壊でオゾン層が減ってきたので、その分地上に届く紫外線路湯が増えているんですって。

しかもその紫外線はアスファルトや芝に反射して、私たちに届きます。

地面から近い子供たちは、特に多くの紫外線を浴びることになりますね。

もちろん紫外線はある程度は必要だと言われています。

紫外線を浴びることで、骨の形成に大切なビタミンDが身体の中で作られるからです。

しかし紫外線には有害な物質も含まれています。

そのため、皮膚がんの原因になったり、目が紫外線角膜症を引き起こすことだってあります。

そして数年経ってから、シワやくすみなどを引き起こす可能性もあるんですよ。

特に赤ちゃんのお肌は、大人の3分の1ほどの薄さしかありません。

その分、簡単に肌の奥に紫外線が届いてしまうのです。

紫外線を浴びることで、赤ちゃんはヤケドのような症状が現れることも。

一説では、ヒトは10代後半までに、一生に浴びる紫外線量の半分を浴びると言われています。

それだけ、赤ちゃんや子供に日焼け止めを使用することは必要不可欠なのです。

 

赤ちゃんの日焼け止めはいつから?

 

とはいっても、生まれてすぐの赤ちゃんに日焼け止めを使用するのはあまりよくありません。

生後3か月くらいは、日焼け止めの使用は控えた方がよさそうです。

それくらいの赤ちゃんは、できるだけ紫外線が少ない時間帯に外出するか、帽子やサンシェードなど、日焼け止め以外の対策を検討するといいようです。

生後3か月以降は、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ使用していきましょう。

特に4月~9月の10時~14時は紫外線量がピークになると言われています。

この時間帯に外出する場合は、日焼け止めを塗ることがおすすめですよ。

 

赤ちゃんの日焼け止めは成分に注意!

 

とはいっても、赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。

そのため日焼け止めの成分には注意するようにしましょう。

安全な日焼け止めを選ぶポイントは、いくつかあります。

 

紫外線吸収剤不使用

 

日焼け止めの種類としては、大きく分けて2種類あります。

  1. 紫外線を吸収して熱エネルギーに変える「紫外線吸収剤」
  2. 皮膚上で紫外線を反射させる「紫外線散乱剤」

このうち、安全なのは②の日焼け止めです。

日焼け止め吸収剤は、デリケートな赤ちゃんのお肌にとっては刺激となります。

そのため、ノンケミカルと呼ばれる「紫外線散乱剤」を使用した日焼け止めを選びましょう。

 

適度なSPF

 

日焼け止めには「SPF」というものが書かれていますよね。

これは「Sun Protection Factor」の略で、紫外線を浴び始めてから、日焼けし始めるまでの時間をどれだけ延ばせるか、という指標の数字になります。

たとえば「SPF30」なら30倍、「SPF50」なら50倍の時間延ばせるということなのです。

長時間、炎天下にいるわけではない場合、それほど強いSPFは必要ありません。

赤ちゃんの場合であれば、SPF20以下で十分でしょう。

SPFが強ければ強いほど、お肌への負担となりますので、あまり強すぎないものを選ぶのがいいですよ。

 

シリコン不使用

 

ウォータープルーフタイプなど、水や汗に強いタイプにはシリコンが入っていることが多いようです。

汗や水に強いというのはいいことのように思えますが、その分、落とすのも大変!

ちょっとやそっと水で流しただけでは落ちません。

赤ちゃんの肌に残ると、それが蓄積していき、お肌を刺激する原因となることも。

シリコンが入っていないタイプのものでも、もちろん日焼け止めの効果はありますので、ノンシリコンのものを選ぶようにしましょう。

 

鉱物油フリー

 

日焼け止めの中には油分が含まれているものも少なくありません。

この油分は、日焼け止めを馴染ませする効果がありますが、肌にはあまり良い刺激とはなりません。

吹き出物の元になったり、日焼け止めが肌に吸収されやすくなったりしてしまいます。

 

アルコール不使用

 

赤ちゃんの肌に使うのですから、アルコールが不使用なものを選びましょう。

肌に刺激になったり、かぶれの原因となる可能性もありますよ。

 

赤ちゃんにも使えるおすすめ日焼け止め3選!

 

赤ちゃんにおすすめの日焼け止めをいくつかご紹介します!

 

アロベビー UV&アウトドアミスト




芸能人やモデルのママたちからも、高い評価を得ている「アロベビーUV&アウトドアミスト」

天然由来で無添加、さらに純国産にこだわった、赤ちゃんのための日焼け止めです。

1本で日焼け止めだけでなく、虫よけ対策もできる万能なミストタイプのスプレー!

お湯で洗い流すのも簡単です。

SPF15で、新生児から使える優しさが特徴ですよ。

詳しくはこちら

 

WELEDA




「ヴェレダ」はスイス生まれのオーガニックコスメブランドで、世界中から愛されてきました。

赤ちゃんからお年寄りまで使える、安心安全な日焼け止めです。

紫外線から肌を守りながら、肌荒れも防いでくれますよ。

SPF38と少し高めなので、赤ちゃんよりは少し大きい子供やママにお勧めの商品です!

詳しくはこちら

 

和光堂 ミルふわ ベビーUVケア

ドラッグストアにも販売されており、プチプラなので購入しやすい人気商品!

我が家もそうですが、1本数千円の日焼け止めってなかなか手が出さないですよね。

こちらは1本500円程度なので、ケチケチせずに使えます。

うちの場合、手足はコレ、顔やまだ月齢の小さな赤ちゃんには高級日焼け止めを使っていますよ。

 

赤ちゃんに日焼け止めは必要?いつからで選ぶポイントは?まとめ

 

赤ちゃんに日焼け止めが必要な理由や、いつから必要なのか、さらにはどうやって選べばいいのかをご紹介してきました。

とってもデリケートな赤ちゃんのお肌。

日焼け止めだけでなく、帽子やサンシェードを使用しながら、しっかり守ってあげたいですね!

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