「キャンプに興味があるけどテントを張るのはちょっと…」
「コテージ泊なら子連れでも大丈夫?」
「子供の持ち物はどうしたら良い?」
上記のようなお悩みを抱えていませんか。
子供には小さいうちにアウトドアを体験してほしいもの。
とはいえ、テントを張ってまでするような本格的なキャンプには抵抗がある人も多いことでしょう。
実際、私自身もアウトドア初心者でしたが、子供たちを連れてコテージキャンプを満喫しています。
私自身の体験を踏まえながら、コテージ泊の魅力や注意点をお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
子連れでコテージ泊をする魅力
子連れでコテージ泊をすることに不安を感じる人もいることでしょう。
しかし、子供がいるからこそ、コテージ泊がおすすめです。
子連れでコテージ泊をするメリットは下記の通りです。
- 手間を省ける
- 危険が少ない
- 気候の影響が少ない
- リーズナブルな旅行が可能
ここからは、子連れでコテージ泊をする魅力について、体験談を踏まえながらご紹介していきます。
手間を省ける
一番のメリットは「手間を省ける」という点です。
小さな子供を見ながら、テントを張るのは至難の業。
チョロチョロ動き回る子供たちに邪魔されながら、慣れないテントを張るというのは思っている以上に重労働です。
テントを張ってからもたくさんやることが待っていますので、テント張りだけですべての体力を消耗したくはないですよね。
荷物を減らせる
次の魅力は「荷物を減らせる」という点が挙げられます。
テントやテーブルなどの持ち物がいらないので、最小限の持ち物で移動が可能です。
コテージによって付いている持ち物は違いますが、食器や調理器具、布団などすべて揃っているところもあります。
また、バーベキューセットなどをレンタルできれば、ホテル旅行とほぼ変わらない荷物で行くことができるでしょう。
小さな子供の手を引きながら、何度も車とコテージを往復するのは大変です。
危険が少ない
危険が少ないことも、コテージ泊のメリットです。
特に標高が高い地域のキャンプの場合、天候が変わりやすいので危険も多くなります。
突然の雨や突風に見舞われることもあるでしょう。
とはいえ、コテージ泊なら通常の家と同じく、安心して泊まることができます。
ただし、後述しますが、夏場や冬場は冷暖房があるコテージを選ぶようにしましょう。
子供が退屈しにくい
「子供が退屈しにくい」というメリットもあります。
コテージ泊では、バーベキューなどのアウトドアと、コテージ内のレクリエーションの2パターンを楽しむことができます。
などと、子供たちの様子を見ながら遊びを変えることができます。
ホテルの場合は外まで出るのに一苦労ですが、コテージなら一軒家の感覚ですぐに外に出ることが可能です。
子供たちをコテージの前で遊ばせて、親は中から見ておくということもできるでしょう。
リーズナブルな旅行が可能
ホテルに比べて、リーズナブルな金額で宿泊できるというメリットもあります。
コテージの設備や地域によって金額は異なりますが、1泊あたり基本料金が8,000円~30,000円程度が相場です。
基本料金に加えて、1人あたり1,000円~3,000円程度の追加料金がかかるのが一般的です。
食事は自炊なので、ほとんどお金はかかりません。
子連れコテージで必要な持ち物
子供連れでコテージ泊をする際に必要な持ち物について、体験談を含めながらご紹介していきます。
実際に持って行ったけれど、使わなかったものも紹介しますのでぜひ参考にしてください。
必須アイテム
まずは絶対に持って行きたい必須アイテムからのご紹介です。
布団や寝袋
コテージによっては、寝具が用意されていない場所もあります。
事前に確認し、寝具を用意するようにしましょう。
空気で膨らむインフレーターマットがあると、快適に寝ることができますよ。
季節によってはかなり冷え込むので、気温に合った寝具を選ぶようにしましょう。
照明
コテージには電気が通っているのでいらないと思われがちですが、一歩外に出れば真っ暗です。
バーベキューなどをする際にも、照明がないと楽しめません。
ランタンや懐中電灯など照明を用意するようにしましょう。
ちなみにダイソーには、頭に付けて使えるライトが販売されています。
子供たちに付けさせると、気分が盛り上がりますよ!
ただし、これだけでは照明は不十分。
手元を照らせるように、懐中電灯やLEDランタンなどを用意しておきましょう。
着替え
着替えは多いに越したことはありません。
汗をかいたり、バーベキューで煙臭くなったり、水遊びで濡れてしまったり…
とにかく多めに着替えを持って行きましょう。
寒くなったときのために、長袖長ズボンや防寒具も忘れないようにしてください。
アメニティ
ホテルのようにアメニティが揃っていないので、必要なものは持って行くようにしてください。
主なアメニティとしては、下記が挙げられます。
- シャンプー
- ボディソープ
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- メイク落とし
- 洗顔料
- 化粧水
虫よけグッズ
アウトドアなので、虫は多いです。
蚊だけでなくアブやぶよがいることもあるので、虫よけグッズは持っておくようにしましょう。
通常の虫よけスプレーではなく、できればアウトドア用のものを用意しておきたいですね。
救急セット
万が一に備えて、救急セットは持ち歩くようにしましょう。
とげを抜くための毛抜きやばんそうこう、消毒液などがあると便利です。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは必ず持って行くようにしてください。
赤ちゃんがいるご家庭であれば、多めのおしりふきでも良いでしょう。
子供の食べこぼしやちょっとした汚れをふき取る時に便利です。
ゴミ袋
コテージの中には、ゴミは各自で持ち帰りというところも少なくありません。
分別しながら捨てておくと、帰ってから分別し直す手間が不要です。
ゴミ袋は何かの袋としても使用することができますので、多いに越したことはありません。
軍手
薪を運ぶ際や炭火で食材を焼く時など、軍手は必須アイテムです。
できればすべり止め付きの軍手を用意しましょう。
なお、熱から手を守るためには耐熱グローブが有効です。
子供用はなかなかないですが、パパの分だけでもあると便利ですよ。
食材
ホテルのように食事の提供があるわけではないので、食材は必ず持って行きましょう。
定番の食材としては、下記が挙げられます。
- 肉類
- シーフード
- 野菜
- デザート
- パン
また、塩や醤油、油などの調味料も必要ですので、忘れないようにしましょう。
マシュマロを焼いて盛り上がるのも良いですね。
調理用品
調理用品がないコテージでは、自分で持って行く必要があります。
バーベキューや焚火で調理をする場合は、焚火台やグリルを持って行きましょう。
ガスコンロがあれば、フライパンや鍋で通常の調理が可能です。
もしない場合は、ホットプレートなどを持って行きましょう。
キャンプ場によっては、バーベキューセットなどをレンタルで貸し出してくれますよ。
消耗品
消耗品も忘れないように用意してください。
- サランラップ
- アルミホイル
- 紙皿
- 割り箸
- 紙コップ
- キッチンペーパー
- 洗剤
- ハンドソープ
食器を洗うために、スポンジも忘れないようにしましょう。
家に帰って洗い直さなくて良いのも、コテージ泊の魅力ですね!
アウトドア用のカトラリーや食器セットがあると、より雰囲気が出ますよ。
クーラーボックス
キャンプにしろ、コテージ泊にしろ、とにかくクーラーボックスは必要です。
我が家では多い時で、3つのクーラーボックスを持って行くこともあります。
大きなクーラーボックスがひとつと、折りたたみ式のクーラーボックスを用意しておくとかさばりません。
防犯用ホイッスル
子供連れのアウトドアは、とにかく迷子や事故に気を付けなければなりません。
子供たちもホイッスルを持たせることで、緊張感を持つようになります。
もし周りに大人が見えなくなったら、迷わず吹くように伝えておきましょう。
あると便利なアイテム
次は必需品ではないけれど、あると便利なアイテムを紹介していきます。
ケトル
お湯を沸かすのに、ケトルがあると便利です。
インスタント食材やスープ、コーヒーを淹れる際にも大活躍しますよ。
インスタント食材
意外となくなるのが、インスタント食材です。
肉や野菜も美味しいのですが、どうしても飽きてきてしまいます。
そんな時にインスタントのスープやラーメンがあると良いですよ。
特に冬場は体を温めるためにも、ぜひ持参したいところです。
雨具
コテージなので雨が降ってもまず問題ないですが、念のため雨具があると安心です。
特に足場が悪い時には、長靴を用意しましょう。
たこ足配線
コテージの中には、電源が少ないところもあります。
そんな時にはたこ足配線が大活躍です。
大勢で行く場合には、特にたこ足配線の用意が必要です。
外用の遊び道具
基本的にコテージの周りには遊具などはありません。
シャボン玉など、外で遊べるアイテムがあると子供も退屈しないでしょう。
夜は花火なども盛り上がりますよ。
ボールを追いかけて行って迷子になったり、崖から落ちてしまったりしないように気を付けましょう。
なくても良かったアイテム(体験談)
個人的になくても良かったかな~と思ったアイテムを紹介していきます。
とはいえ、あると便利なこともあるので、荷物に余裕があれば持って行きましょう。
室内の遊び道具
カードゲームなど、室内の遊び道具は今のところ出番なしです。
子供の年齢や天候にもよりますが、コテージで探検ごっこをしたり、外で遊んだりするだけであっという間に時間が過ぎていきます。
ただし、邪魔にならないようにコンパクトに持ち運べるサイズのカードゲームを選びましょう。
↑我が家で大ハマりのカードゲームです。
多すぎる食材
食材を持って行きすぎると、消費に追われることになります。
不安な方はインスタント食材を多めにするなど、生ものは必要最低限の用意にしましょう。
パンなど、常温で持ち運びできる食材もおすすめです。
子供と一緒にコテージキャンプをする際の注意点
ここからは、子供と一緒にコテージキャンプをする際の注意点について、下記を解説していきます。
- 冷暖房があるかのチェック
- レンタル品があるかのチェック
- 寝具の確認
- トイレ・バスの確認
- 駐車場からの距離
冷暖房があるかのチェック
まずは「冷暖房があるかのチェック」です。
特に夏場や冬場のキャンプであれば、必ず確認しておくようにしましょう。
と思っても、意外と気温が高くなることも少なくありません。
また、窓を開けると虫が入ってくるので、夜は閉めた方が良いでしょう。
そのためにも、冷暖房完備のコテージがおすすめです。
レンタル品があるかのチェック
次はレンタル品があるかのチェックです。
コテージによっては、バーベキューセットや焚火台セットをレンタルできるところもあります。
もちろん、持っているものを持って行ってもいいですが、帰ってきてからの片付けも意外と大変です。
レンタルできるものはレンタルすることで、荷物を減らすことができるでしょう。
ただし、当然ですがレンタルするためには、別途料金が必要になります。
トイレ・バスの確認
「トイレ・バスの確認」も必須です。
大人なら共有のトイレでも問題ありませんが、子供がいるとなかなか大変です。
子供がトイレに行くたびに付き添うのは、非常にストレスになるでしょう。
また、夏場は汗もかくので、お風呂やシャワーが付いているところがおすすめです。
ない場合は、近くに温泉や銭湯があるかどうかを確認しておきましょう。
駐車場からの距離
最後は「駐車場からの距離」です。
コテージ横まで車を乗り入れられるところを選びましょう。
駐車場からコテージまで、重たい荷物と小さな子供を連れて往復するのは一苦労です。
必ず駐車場とコテージの距離を確認しておきましょう。
子連れコテージ泊をする際のご飯は?
コテージ泊の場合、アウトドアでの食事とコテージ内の食事の2パターンから選ぶことができます。
季節や子供の年齢も考えながら、どちらにするか決めていきましょう。
ここからは、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
バーベキューや焚火で楽しむ
天気が良ければ、ぜひバーベキューや焚火を楽しみましょう。
アウトドアご飯の一番のメリットは、やはりキャンプを満喫できるという点です。
雰囲気も出ますし、子供たちにとっても良い思い出になることでしょう。
屋根付きのウッドデッキがあるコテージであれば、多少の雨でもバーベキューを楽しむことができますよ。
コテージ内で調理する
コテージ内での調理は、手軽で後片付けも簡単というメリットがあります。
バランスの取れた料理を、コテージでも子供たちに食べさせることができるでしょう。
とはいえ、キャンプ感が出にくいので、せっかくならホットプレーで焼肉など、普段とは違う食事ができると楽しいですね。
初めてのコテージ泊はレンタルがおすすめ!
コテージ泊は非常に手軽なアウトドアですが、普通のホテル泊よりは準備しなければならないものも多くなります。
我が家でも寝袋やバーベキューセット、テーブルや椅子など、最初のコテージ泊の前はかなりの出費になりました。
という方は、まずはレンタルで揃えるというのもおすすめです。
一度レンタルでやってみて、続けられそうであれば少しずつ揃えていくのも良いでしょう。
キャンプ場までキャンプ用品を届けてくれるサービスもあるので、ぜひ確認してみてください。
子連れコテージ泊でよくある質問
まとめ
子連れコテージ泊の魅力や注意点、持ち物などをご紹介してきました。
子供が小さい人こそ、コテージ泊はおすすめです。
天候を気にすることなく、バーベキューや花火などアウトドアならではの楽しみ方ができるでしょう。
必要な準備をしっかり整えて、お子様や家族と楽しい思い出を作ってください!
「子供はコテージ泊でも暇しない?」 「子供とコテージ泊を満喫するには?」 「子供にコテージ泊を楽しんでもらう方法は?」 上記のようにお考えではありませんか。 キャンプ初心者や子連れファミリーにもお[…]